むし歯予防に効果的な歯磨きのタイミングは？「寝る前」

こんにちは。
 
福山市の「みさか歯科・おやこ歯科」です。
 
 
むし歯を予防するためには、毎日の歯磨きをしっかりと行うことが基本です。
 
とはいえ、出勤前の朝や勤務中の昼食の後など、ゆっくり歯を磨く時間がとれないこともありますよね。
 
そうなると、できるだけむし歯予防に効果的な歯磨きのタイミングを逃さずに磨きたいと考えますが、いつなのでしょうか？
 
それは、夜寝る前です。
 
 

夜寝る前の歯磨きが、むし歯予防に効果的な理由は、寝ている間は細菌が繁殖しやすいからです。
 
もっとも、細菌は常に口の中に存在していますが、起きている時は唾液によって細菌が流されます。
 
しかし、寝ている間は唾液の量が少なくなるため、細菌が停滞して繁殖しやすいのです。
 
そのため、夜寝る前はできるだけお口の中を清潔な状態にしておくことが望ましく、つまり夜寝る前の歯磨きが、むし歯予防において効果的なタイミングになるのです。
 
 

歯磨きの目的は、歯に付着した歯垢を取り除くことです。
 
なかでも、歯垢の除去が難しいのは歯と歯のすき間。なぜなら歯間のすき間は狭いため、歯ブラシの毛先が行き届きにくいからです。
 
食事をした後の食べカスは歯と歯の間に挟まりますから、汚れが溜まりやすい場所といえます。
 
つまり、いかにして歯間ケアをするのかが、むし歯予防におけるポイントです。
 
 

歯間ケアを行うためには、歯磨きの時にデンタルフロスや歯間ブラシを使用すると効果的です。
 
これらは、それぞれ歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目などを磨くことができるため、歯ブラシだけの歯磨きに比べて歯垢の除去率が大幅に高まります。
 
一般的な数値でいえば、歯ブラシだけで歯磨きした場合の歯垢の除去率が約6割なのに対して、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して歯磨きした場合の歯垢の除去率は約8割になります。
 
歯間ケア専用のアイテムを取り入れると、圧倒的に歯磨きの効率が上がることがわかりますね。
 
 
今回は、効果的な歯磨きのタイミングについてお伝えしました。
 
夜寝ている間は、1日の中で最も細菌が繁殖しやすい時間です。
 
夜寝る前の歯磨きは丁寧に行い、デンタルフロスや歯間ブラシを使用した歯間ケアも心掛けてください。
 
 
みさか歯科・おやこ歯科では予防歯科に力を入れています。むし歯予防のサポートを希望される方は、何でもご相談ください。