コラム COLUMN
子どもの「歯ぎしりは問題ない?大人は要注意!
こんにちは。
福山市の「みさか歯科・おやこ歯科」です。
お子さまが歯ぎしりしていて、心配されている保護者さまもいらっしゃるのではないでしょうか?
安心してください、歯が生え変わる前の子どもの歯ぎしりは、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。
大人になるにつれて、自然に歯ぎしりがなくなっていきます。
しかし、大人になっても歯ぎしりをしている方は、早く受診した方がよいケースもあります。
今回は、子どもと大人の歯ぎしりの違いと受診すべきケースを見ていきましょう。
歯ぎしりは、子どもと大人では、原因が違います。
子どもの歯ぎしりの多くは、顎の成長と噛み合わせに関係しています。
赤ちゃんのうちは、顎の位置を決めるために上下の歯ぐきをギリギリとすると考えられています。
乳児期以降も、子どもの歯から大人の歯への生え変わりの時期に、噛み合わせを安定させるために歯ぎしりします。
また、子どもにもストレスによる歯ぎしりがあります。
ストレスの原因をできるだけ除去して、気分転換を心がけながら様子を見てあげましょう。
大人の歯ぎしりは、体重以上の力が歯に掛かるので、注意が必要です。
● 噛み合わせが不安定
歯が抜けた・抜いた方、そのままにしてはいませんか?
安定した噛み合わせでないため、歯ぎしりを起こす可能性があります。
噛み合わせの際に掛かる力が均等に分散されず、歯や顎に負担が掛かります。
● ストレス
会社や家庭での精神的なストレスが、歯ぎしりの原因になります。
● 睡眠不足
アルコールやタバコが原因で、睡眠の質が落ちることがあります。
睡眠不足になると、身体にストレスがかかり、歯ぎしりの原因になります。
大人の歯ぎしりは、早めに歯医者に受診しましょう。
放置しておくと、
- 肩こり
- 頭痛
- 顎が痛む
- 歯がすり減る
- 歯が割れる
など、さまざまなトラブルに繋がり、メリットはありません。
また、すでに上記のような症状がいくつも起こっている場合は、すぐに歯医者にいきましょう。
みさか歯科・おやこ歯科は、歯ぎしりのダメージを緩和するマウスピースを作成しています。
「歯ぎしりしているかも」「子どもの歯ぎしりが気になる」など少しでもお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
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