コラム COLUMN
牛乳が飲めない妊婦さま、お子さまはオーツミルクを試してみては?
こんにちは。
福山市の「みさか歯科・おやこ歯科」です。
カルシウムをしっかり摂れていますか?
カルシウムは骨や歯の材料になりますので、妊婦さまや成長期のお子さまには、しっかり摂っていただきたい栄養素です。
カルシウムを豊富に含むものといえば、牛乳を思い浮かべる方が多いかと思いますが、牛乳だけにこだわらなくても大丈夫です。
牛乳が飲めない方でも、カルシウムを効率的に摂取できる方法と食材をご紹介します。
カルシウムは日本人に不足しがちな栄養素です。
和食には乳製品があまり使われていないことや、日本の水や土に含まれるカルシウムの量が少ないことが原因とされています。
乳製品はカルシウムを効率的に摂れる食材ですが、カルシウムを十分に摂取するためには、1つの食材からだけでなく、できるだけ多くの食材から摂取することが大切です。
乳製品以外では、魚介類、海藻類、豆類にカルシウムが多く含まれています。
切り干し大根やひじきにも多く含まれるので、煮物にして常備菜として保存しておくのがおすすめです。
3回の食事だけで十分な量が摂れない時は、間食も活用して、1日の中でバランスよく摂るようにしましょう。
牛乳を飲めない方は、オーツミルクを試してみてはいかがでしょうか?
オーツミルクはオーツ麦と水から作られた飲料で、さっぱりとしてくせがなく、ほんのり甘いのが特徴です。
オーツミルクは栄養価の高い飲料と言われていますが、牛乳と比べるとどうでしょうか。チェックしてみましょう。
カルシウムは、牛乳とほぼ同じかそれ以上に含まれています。
牛乳より多く含まれているのが、ビタミンDや糖質。
逆に、タンパク質は牛乳よりも少ないので、オーツミルクを選ぶ時は、他の食材でタンパク質を足すように心がけましょう。
歯の表面をきれいにすると言われている食物繊維が入っているのも嬉しいですね。
強くて丈夫な歯を作るために必要な栄養素は、カルシウムだけではありません。
カルシウム以外に積極的に摂っていただきたいのが、以下の栄養素です。
- 歯の土台を作るタンパク質
- 歯の再石灰化を促進するリン
- エナメル質や象牙質を良質なものにするビタミン類
その中でもビタミンDは、カルシウムを腸に届ける働きをするので、カルシウムと一緒に摂ると効果的です。
オーツミルクにはその両方が豊富に含まれているので、カルシウムを効率よく吸収することができます。
牛乳に代わる飲料として、「オーツミルク」をご紹介しました。
そのまま飲むのはもちろんですが、料理にも使いやすい食材ですので、ぜひ一度お試しください。
歯を強くする食習慣に関する疑問やご相談がありましたら、みさか歯科・おやこ歯科までお寄せください。
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