コラム COLUMN
口内炎がよくできて痛い!予防と対策
こんにちは。
福山市の「みさか歯科・おやこ歯科」です。
痛い口内炎がよくできて、困っていませんか?
今回は、口内炎ができる原因と、対策や予防、さらに注意すべき症状について解説したいと思います。
口内炎には、さまざまな原因があります。
口内炎がよくできる方は、思い当たる生活習慣などがないかチェックしてみてください。
代表的な原因を、4つ紹介します。
● 栄養バランスの偏り
ビタミンB群の不足は、口内炎の原因になると言われています。バランスの良い食生活がとても重要です。
● 抵抗力の低下
疲労、睡眠不足、ストレスなどで、抵抗力が下がると、口内炎ができやすくなります。
● ホルモンバランスの乱れ
女性の場合、生理前や妊娠中などホルモンバランスの乱れが原因になることがあります。
● 口内の傷にウイルスや細菌が繁殖
口の中を噛んでしまったり、矯正装置や入れ歯があたる場所に傷ができてしまったりすると、そこからウイルスや細菌が侵入して、口内炎になってしまうことがあります。
● 栄養バランスの良い食事をとる
口内炎予防にはバランスの良い食生活が大切です。
特に、卵、納豆、ウナギ、レバー、カツオ、マグロなど、ビタミンB2、B6が豊富な食品を積極的にとりましょう。
また、免疫力を高めるビタミンCも大切です。ブロッコリーなどの緑黄色野菜や、みかんなどの柑橘類がおすすめです。
● 疲労やストレスを溜めない
疲労やストレス、睡眠不足は、免疫力低下を招いてしまいます。
疲労やストレスを溜めないように心がけましょう。
また、早寝早起きで、生活リズムも整え、十分な睡眠をとりましょう。
● 口の中を清潔に
歯磨き、デンタルフロス、うがいなどをこまめに行い、口の中を清潔に保ちましょう。
また、口の中が乾燥すると、菌が繁殖しやすくなります。
水やお茶で、常に口の中を潤したり、口呼吸を改善したりすることをおすすめします。
● 刺激物を避ける
口内炎ができている間は、アルコールやたばこ、辛味や酸味の強い食べ物、熱いものなど、刺激を与えるものをなるべく控えましょう。
痛くない口内炎は、別の疾患が隠れている可能性もあるので注意が必要です。
● カンジダ性口内炎
「カンジダ」という、もともと口内にあるカビが、過剰に増えたことで発症します。
健康な人はあまりならないので、他に疾患が隠れている可能性もあります。気になる場合は医療機関を受診しましょう。
● 口腔がん
口内炎がなかなか治らない場合、口腔がんの可能性もあるので注意が必要です。
普通の口内炎は10日~2週間程度で治りますが、治らない場合は、医療機関を受診してみましょう。
口内炎は、生活習慣を変えるだけで、改善することがあります。
ぜひ、日々の食事や生活を見直してみましょう。
ただ、いつまでも治らない口内炎は、他の疾患が隠れている可能性もありますので、気になる場合は、お気軽にご相談ください。
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